錦織圭「エルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open)」 動画・ニュース&コメントなど【2018.10月22日~28日】
Thank you Vienna for a great week pic.twitter.com/6IUVA07Dxn
— Kei Nishikori (@keinishikori) 2018年10月28日
この悔しさは次戦のパリ・マスターズで雪辱してほしいですね!
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錦織圭 試合結果&スコア | 2018エルステ・バンク・オープン
Rou | Res | Opp | Ran | Sco |
---|---|---|---|---|
F | ● | K.アンダーソン | 8 | 36,67(3) |
SF | 〇 | M.ククシュキン | 71 | 64,63 |
QF | 〇 | D.ティーム | 7 | 63,61 |
2 | 〇 | K.カチャノフ | 19 | 62,62 |
1 | 〇 | F.ティアフォー | 45 | 76(3),57,62 |
決勝結果 | 対 K.アンダーソン 10.28
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準決勝結果 | 対 M.ククシュキン 10.27
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準々決勝結果 | 対 D.ティーム 10.26
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2回戦結果 | 対 K.カチャノフ 10.25
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1回戦結果 | 対 F.ティアフォー 10.23
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大会概要 | Erste Bank Open
【関連】 【参考】 |
錦織圭 決勝 まとめ★ | 総評・動画・コメントなど
決勝 総括 | 【引用】tennis365.net
男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は28日、シングルス決勝が行われ、第5シードの錦織圭は第2シードのK.アンダーソン(南アフリカ)に3-6,6-7(3-7)のストレートで敗れ、2016年2月のメンフィス・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)以来 約2年8カ月ぶりのツアー優勝とはならなかった。この日で、ツアー決勝の舞台では9連敗となった。
序盤、世界ランク11位の錦織は同8位のアンダーソンの強打に苦しむも、サーブ・アンド・ボレーを取り入れて対抗。しかし、第4ゲームではダブルフォルトのミスなどでアンダーソンに勢いを与えると、8度のデュースの末にブレークを許す。第9ゲームで錦織はブレークポイントを握ったが強烈なサービスに対応できず、第1セットを落とす。
第2セットも今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で準優勝を飾ったアンダーソンに主導権を握られると第7・第9ゲームは0-30からサービスキープしたが、タイブレークでも高速なサービスに押され、ストレート負けを喫した。
決勝 動画 | 対 K.アンダーソン(南アフリカ)
➁【HotShot!】圭の軽快なフットワーク
youtube動画 | ATPWorldTour 03:58
youtube動画 | ATPWorldTour 00:39
決勝 kei’sコメント | KEI NISHIKORI
また決勝で負けてがっかりしているが、コンディションも良く、これが続くことを期待している。
(次の大会の)パリでは100%力を出して結果がどうなるかみてみたい。
あの最初のブレイクが本当に大きかった。あれで落ち着いて4-1にできた。
その後も大事なポイントはいくつもあったけど、明らかに1stセットのあのブレークが、この試合を決める重要な瞬間だった。
錦織圭 準決勝 まとめ☆ | 総評・動画・コメントなど
サーブも今大会はずっと好調で今日もブレークを許さない完璧プレーが光りました☆
準決勝 総括 | 【引用】tennis365.net
男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は27日、シングルス準決勝が行われ、第5シードの錦織圭が世界ランク71位のM.ククシュキン(カザフスタン)を6-4,6-3のストレートで下して今季3度目のツアー決勝進出を果たし、約2年8カ月ぶりの優勝へ王手をかけた。
錦織は予選から勝ち上がってきたククシュキンの強打に苦しむも、左右に揺さ振るストローク戦を展開。サービスキープが続く緊張感の中、第10ゲームでは2本目のセットポイントでフォアハンドのウィナーを決めてブレークし、第1セットを先取。
第2セットは第1ゲームでククシュキンにブレークポイントを握られたが、バックハンドのスライスでミスを誘い出してピンチを切り抜ける。続く第2ゲームではリターンエースを決めてブレークに成功。
その後も攻撃の手を緩めない錦織はリードを守り、試合を通してファーストサービスが入った時には70パーセント以上の確率でポイントを獲得。1度もブレークを許さずにストレート勝ちした。
準決勝 動画 | 対 M.ククシュキン(カザフスタン)
➁【HotShot!】圭のセンス抜群のドロップボレー
youtube動画 | Tennis TV 04:45
youtube動画 | ATPWorldTour 00:35
準決勝 kei’sコメント | KEI NISHIKORI
初めてウィーン(エルステ・バンク・オープン)で決勝へいくことができて嬉しい。
明日の決勝も楽しんでプレーしたいと思います
錦織圭 準々決勝 まとめ☆ | 総評・動画・コメントなど
今の錦織選手は「恐ろしいほど強い」です。
準々決勝 総括 | 【引用】tennis365.net
男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの錦織圭が第1シードのD.ティーム(オーストリア)を6-3,6-1のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。今シーズン、世界ランキング・トップ10から5度目の勝利をあげた。
錦織は地元のティームを後押しするアウェーの中、ミスを誘い出して2度のブレークに成功し、ゲームカウント5-0とリードする。そこからティームに3ゲーム連取を許し、第9ゲームでは0-40とブレークポイントを握られる。ここで我慢のラリー戦を制した錦織が挽回してサービスキープし、第1セットを先取。
第2セットもミスを連発するティームから主導権を握り、第1セットと同様に第1・第3ゲームでブレーク。その後も攻撃の手を緩めない錦織はフォアハンドのウィナーやサーブ・アンド・ボレーを決めるなどで主導権を握り、ストレート勝ちをおさめた。
準々決勝 動画 | 対 D.ティーム(オーストリア)
youtube動画 | ATPWorldTour 04:53
準々決勝 kei’sコメント | KEI NISHIKORI
今日の試合も2回戦に続きすごく内容がよく、ティーム相手にも良い内容のテニスができた。
明日の準決勝もこの調子で頑張って勝ちたい。
錦織圭 2回戦 まとめ☆ | 総評・動画・コメントなど
完璧に近いプレーを披露してくれました
2回戦 総括 | 【引用】tennis365.net
男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)は25日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの錦織圭が世界ランク19位のK.カチャノフ(ロシア)を6-2,6-2のストレートで破り、今季10度目のツアーベスト8進出を果たした。
序盤、錦織は世界ランキングでロシア勢男子ナンバー1のカチャノフにブレークポイントを握られるも、ネットプレーを決めてピンチをしのぐ。そして第5・第7ゲームではカチャノフの強打を振り切りブレークし、第1セットを先取。
第2セットも攻撃の手を緩めない錦織は、前週のクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、ハード、ATP250)で今季3勝目をあげたカチャノフから主導権を握ると、第3ゲームでミスを誘い出して先にブレークに成功。
さらに第7ゲームでは鮮やかなバックハンドのウィナーなどを決めて再びブレーク。試合を通して1度もブレークを許さずにストレート勝ちをおさめた。
2回戦 動画 | 対 K.カチャノフ(ロシア)
youtube動画 | ATPWorldTour 04:59
2回戦kei’sコメント | KEI NISHIKORI
素晴らしいプレーで勝ててうれしい
錦織圭 1回戦 まとめ☆ | 総評・動画・コメントなど
2回戦も期待できますよ!
1回戦 総括 | 【引用】tennis365.net
男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)は23日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの錦織圭が世界ランク45位のF.ティアフォー(アメリカ)を7-6(7-3),5-7,6-2のフルセットで破り、辛くも初戦突破を果たした。
エルステ・バンク・オープンに初出場の錦織は序盤から、今年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)でツアー初優勝を飾ったティアフォーの強打に苦戦。サービスキープが続く緊迫の中、ファーストサービスが入った時に84%の高い確率でポイントを獲得すると、バックハンドのウィナーやネットプレーを決めるなどで第1セットを先取。
第2セットに入ると強烈なフォアハンドのストロークを放つ錦織が勢いに乗り、第1ゲームでブレークに成功。しかし、第10ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチではティアフォーにブレークバックを許すと第11・第12ゲームも連取され、セットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットは再び息を吹き返した錦織が第3ゲームでブレークすると、その後はポイントを取った際に「カモン!」と叫び自身を鼓舞。リードを守り、2時間を超える熱戦を制した。
1回戦 動画 | 対 F.ティアフォー(アメリカ)
youtube動画 | ATPWorldTour 05:01
1回戦kei’sコメント | KEI NISHIKORI
こういうタフな1回戦を戦うことができて良かったと思う。
エルステ・バンク・オープンのテレビ放送・動画配信先は?
「テレビ」にて放送分 | 【無料あり・有料あり】
「ストリーミング動画」にて配信分 | 【無料あり・有料あり】
※スマホやPCにて連日ライブ配信 ※スマホやPCにて連日ライブ配信 ※海外版 |
Erste Bank Open『Hot! Hot!! News☆』
決勝結果(大会最終日)【10.28更新】
K.アンダーソン(2) def 36,67(3) 錦織圭(5) |
決勝組合わせ【10.28更新】
※( )内数字はシード番号 |
コートサーフェイスは錦織選手の方が有利に思われますが…結果はどのようになるでしょうか?
準決勝組み合わせ決まる【10.27更新】
※( )内数字はシード番号 |
そしてF.ベルタスコはG.モンフィスに、
「共に相手の棄権により準決勝に勝ち上がりました」
シード選手「2回戦」結果(つづき)【10.26更新】
※( )内数字はシード番号 |
シード選手「1・2回戦」結果【10.25更新】
◆2回戦 ※( )内数字はシード番号 |
大会は終盤戦に入り明日にはベスト8が出揃います。
シード選手「1回戦」結果【10.24更新】
※( )内数字はシード番号 |
※G.ディミトロフ(3)とK.エドモンド(8)の1回戦はまだ行われておりません。
出場選手&シード(予想→)訂正【10.18→10.22更新】
※10.15付ランキング順で予想 |
最後に… | 管理人の独りごちょ
(ノークレームでお願いしますww)
決勝はリスクを冒して勝ちにいったK.アンダーソンが優勝! 錦織選手は次大会パリで雪辱しツアーファイナルへ!?【2018.10.29】
あれよあれよという間に(あっという間に)決勝に進出していた錦織選手。
決勝は残念な結果となってしまいました…。
カチャノフやティームに圧倒的な力を見せつけ勝ち進んでいただけに、決勝前の下馬評では錦織選手が勝つ予想していた解説者も多かったと思います。
どのスポーツもそうですが、テニスにおいても
「やってみなければ分からない」
そんな言葉がピッタリな一戦でした。
錦織選手サイドから見れば、今回の敗因といえばファースト確率が68%とこの大会全体を通してみれば低かったことが挙げられますが、決して致命的な数値ではありません。
むしろアンダーソンが「勝負の賭けに出て成功した」。
そんな感じだと思っています。
最近の(勢いのある)錦織選手と対戦をしても「分が悪い」と考えていた(と思う)アンダーソンの考えはおそらく以下の通りです。
(勝手な推測w)
- リターンゲームではミスを恐れずアタック(とにかく強打)し、主導権を取る
- とにかくキープを重ねてタイブレーク勝負まで持っていき、ビッグサーブにものを言わせてセットを奪う
実際にアタック(とにかく強打)はフォアハンドを中心に良く攻めていましたし、ボールも深かったです。
(TVから見てた錦織選手の表情も本当に苦しんでいました)
タイブレーク勝負まで持っていく作戦も2ndセットで実行し成功しました。
あとは「運」もアンダーソンに味方しました!
大事な場面で2本のネットインとなるシーンがありましたが、いずれもアンダーソンのポイントに…
- 1本目は事実、1stセットのブレーク成功に繋がりました。
- 2本目は逆にブレークされるピンチを助けてもらいました。
錦織選手も「なんじゃそりゃ!!」と言わんばかりの呆れ顔をしてました。
「リスクを背負って勝ちに行く姿勢」に「運」も味方につけたアンダーソン。
戦略勝ちというか負けを恐れない覚悟が錦織選手より上回っていたのではないか?
そう感じています。
一方、準優勝に終わった錦織選手。
決勝では9連敗だの色々と書かれていますが、
「これは時間の問題!」
だと思っていますので全く心配はしていません。
(キッパリ!!)
錦織選手自身は一番気になっているのはATPツアーファイナルを懸けた次の大会パリマスターズだと思います。
パリ・マスターズでは第10シード。
順当に行けば3回戦で再度アンダーソンとの対決が濃厚となっています。
ここでアンダーソンに勝ってツアーファイナル出場を決める!
錦織選手のATPツアーファイナル出場へのシナリオが完成しました!!
最後までご覧いただきありがとうございました。
では次の大会「パリマスターズ」でお会いしましょう!!
『錦織劇場』でカチャノフに圧勝! いよいよD.ティームとの大事な一戦を迎えます【2018.10.26】
エルステ・オープン2回戦
かなり勢いのあるカチャノフに圧勝した錦織選手。
今日、今、この時点で言い切ります!
「錦織圭が完全復帰しました」
いや復活どころかむしろ進化している感じです。
昨日の試合も序盤こそセカンドサーブを叩かれブレークポイントのピンチがありましたが、
そのサービスゲームを「最近バツグンに上手くなった」と感じるボレーで仕留めてからは
その後の試合はまさしく『錦織劇場』でした。
相手の強打を上手く凌ぎラリー戦を慌てず・無理せず
「とことん付き合う」。
チャンスとみると
アタックする攻撃パターンは2つ。
- 「ココっ!」とばかりに蜂が獲物を刺すようにボールをコーナーに突き刺す。
- オープンコーナーへ深くアプローチを打ち難なくボレーを決める。
または
※このボレー、特にフォアボレーが今年に入ってからかなり上手くなった印象です
「メチャ強い!」
「絶好調!!」
「ゾーンに入っている!!!」
あのフェデラーとA.マレーを彷彿とさせる無敵の強さを感じさせてくれた今大会の錦織選手。
いよいよ本日深夜に第1シードのD.ティームと対戦します。
ティームはツアーファイナルの出場をこの大会で確定させたい。
錦織選手はツアーファイナル出場の可能性をこの大会で終わらせたくない。
立場こそ違いますが両者ともにゼッタイに負けたくない試合=100%ガチな試合となります。
ティームのパワーに押されずラリーの展開まで持っていければ錦織選手が有利!
(逆にパワーで押し切りたいティーム)
事実上の決勝と言っても過言ではない今大会の大一番。
WOWOWに今晩はしがみつくと決めました!
勝ってくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!
錦織Come On!!
ハードスケジュールのなか、この大会も『経験&粘り』でまずは1回戦突破!【2018.10.24】
錦織選手が無事に1回戦を突破してくれました。
相手はヤングジェネレーションの一角であるティアフォー選手。
手首をクネクネさせた独特のフォアハンドですが安定感もあり、
「いかにもクセ者」
という選手でしたがファイナルセットでなんとか勝ち切ってくれました。
今年の8月後半より
全米OP→(1週間)→モゼール大会→(10日間)→楽天→(間隔なし)→上海→(1週間)→今回のエルステ大会
とほぼ1週間の間隔で次の試合に出場となる連戦続き。
疲労はもちろんあるでしょうが
・フィジカルが強くなった
・ATPツアーファイナル出場を目指している
肉体的にも精神的にも強くなってる感があります。
次の試合はおそらくカチャノフとのタフマッチが濃厚ですが、
この調子を維持していけば錦織選手の順当勝ちだと思っています。
頑張れ 圭!
Come On! Kei