錦織圭「モゼール・オープン(Moselle Open)」 動画・ニュース&コメントなど【2018.9月17日~23日】
どの選手も起きりうる波乱…。
今回は相手選手を褒めざるを得ませんでしたね。
▼目次 (タップでジャンプします)
錦織圭 試合結果&スコア | モゼール・オープン 2018
Rou | Res | Opp | Ran | Sco |
---|---|---|---|---|
SF | ● | M.バッヒンガー | 166 | 62,46,57 |
QF | 〇 | N.バシラシビリ | 31 | 63,46,64 |
2 | 〇 | P.ゴヨブジク | 45 | 76(4),63 |
1 | 〇 | bye | ** | シードにより不戦勝 |
準決勝 結果 | 対 M.バッヒンガー
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準々決勝 結果 | 対 N.バシラシビリ
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2回戦結果 | 対 P.ゴヨブジク
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大会概要 | Moselle Open
【関連】 【参考】 |
錦織圭 準決勝 まとめ★ | 総評・動画・コメントなど
準決勝 総評 | 【引用】tennis365.net
男子テニスのモゼール・オープンは22日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの錦織圭は世界ランク166位のM.バッヒンガー(ドイツ)に6-2,4-6,5-7の逆転で敗れ、決勝進出を逃した。
第1セット、錦織は鋭いサービスを放つバッヒンガーに対し、第3・第5ゲームで得意のラリー戦に持ち込んで主導権を握りブレークする。その後も鮮やかなロブショットやサーブ・アンド・ボレーを決めて力の差を見せつけ、危なげなくこのセットを先取。
しかし、第2セットに入ると徐々にバッヒンガーのタイミングが合い始め、錦織はカウンターショットを決められるなどで苦戦。第10ゲームでは、この日初のブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットはポイントを先行するもバッヒンガーの鋭角なサービスに苦しみ、リターンをネットするなど精彩を欠いた。第7ゲームでは0-40とブレークポイントを握ったが、このチャンスを逃す。そして、第12ゲームではダブルフォルトを犯すなどでブレークされ、準決勝でまさかの逆転負けを喫した。
準決勝 動画 | 対 M.バッヒンガー(ドイツ)
166位といえどもここまでのテニスをされると錦織選手としても仕方ないと思うのですが…(皆さんはいかがでしょうか?)
youtube動画 | TENNIS DJOKOVIC 16:36
準決勝コメント | M.バッヒンガー
終始攻撃的なプレーに努めたことがこの試合の鍵だった。
大会の序盤から感じていたことだが、コートの状態などはボールがそこまで高く弾まないから自分のプレーにはとても適していると思った。
それでも錦織に勝ち決勝まで勝ち進めるとは思っていなかった。とてもうれしい
錦織圭 準々決勝 まとめ☆ | 総評・動画・コメントなど
準々決勝 総評 | 【引用】tennis365.net
男子テニスのモゼール・オープンは21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの錦織圭が第5シードのN.バシラシヴィリ(ジョージア)を6-3,4-6,6-4のフルセットで破り、辛くもベスト4進出を果たした。
世界ランク12位の錦織は序盤から同31位のバシラシヴィリの強打に苦しむも、第3ゲームでバックハンドのスライスを混ぜてミスを誘い出し最後はダウンザラインのウィナーを決めてブレークに成功。それからもサービスエースやリターンエースを放つなどで試合の流れを引き寄せ、第1セットを先取。
第2セットに入っても錦織の勢いは衰えず、ストローク戦では今年7月のジャーマン・テニス選手権(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)でジョージア人初のツアー初優勝を飾ったバシラシヴィリの鋭いショットを振り切り、ポイントを取るとガッツポーズをつくって自身を鼓舞。攻撃の手を緩めない錦織は第2ゲームでリターンエースを決めてブレークする。しかし、第3ゲームでブレークバックを許すと、第9ゲームでは最後ダブルフォルトを犯してセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットは先にブレークを許す展開からゲームカウント3-3とした錦織は、第9・第10ゲームを連取し、2時間を超える激闘の末に4強入りを決めた。
準々決勝 動画 | 対 N.バシラシビリ(ジョージア)
運も味方につけた錦織選手が大事な準々決勝を勝ちきりました!
youtube動画 | TV Cast 02:25
youtube動画 | TENNIS DJOKOVIC 13:32
準々決勝コメント | KEI NISHIKORI
彼(バシラシビリ)は第2セットでいいプレーをしていた。第1セットは、自分がほぼ完璧なプレーができたと思っていたけど、彼は挽回してきた。とても厳しい試合になった。ファイナルセットは彼が3-1とリードしていた。でも、そこから集中し直して自信を取り戻し、最後はいいプレーをしなければ勝てなかった。
錦織圭 2回戦 まとめ☆ | 総評・動画など
序盤は様子を見ながら接戦(タイブレ)で第1セットを取ると第2セットから一気に突き放すという(大会緒戦としては)理想的な展開だったように感じます。
2回戦 総評 | 【引用】tennis365.net
モゼール・オープンに初出場の錦織は序盤からゴヨブジクの強打に苦戦。両者サービスキープを続けタイブレークへ突入すると、パッシングショットなどを決めた錦織がポイントを先行して第1セットを先取。
第2セットに入るとフォアハンドのタイミングが合い始めた錦織が第2・第4ゲームでブレークに成功。その後もウィナーを決めるなどで昨年のモゼール・オープンでツアー初優勝を飾ったゴヨブジクから主導権を握り、ストレート勝ちをおさめた。
2回戦 動画 | 対 P.ゴヨブジク(ドイツ)
第2セットは(第1セットにて)球筋を見極めると一気に突き放すところが「さすがは圭!」と感じさせてくれました。
youtube動画 | SamTennisVideos 08:29
2018モゼール・オープンのテレビ放送・動画配信先は?
「テレビ」にて放送分
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「ストリーミング動画」にて配信分 | 【有料】
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2018モゼール・オープン『Hot! Hot!! News☆』
(※随時更新)
「F:決勝」結果(大会最終日14日目)【09.24更新】
G.シモン(世界ランク39位) def 76(2),61 M.バッヒンガー(世界ランク166位) |
Et de trois !
Gilles Simon s'impose face a Matthias Bachinger 7-6 / 6-1 et remporte son 3e trophee en 4 finales jouees, rejoignant ainsi Jo Wilfried Tsonga au Pantheon des vainqueurs du tournoi, et en profite pour gagner le droit de le ramener le trophee a la maison ! pic.twitter.com/pywT2mgozE— Moselle Open (@MoselleOpen) 2018年9月23日
錦織選手を準決勝にて破ったM.バッヒンガーでしたが、G.シモンの術中にハマり準優勝で終わりました
決勝組合せ【09.23更新】
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決勝はノーシード同士の対決となりました。
G.シモン優勝が妥当な考えですが、バッヒンガーもひょっとするとひょっとするかも!?…
準決勝組合せ【09.22更新】
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決勝は錦織圭 VS G.シモン(フランス)が濃厚か?!
シード選手2回戦(までの)結果【09.21更新】
※出場なし ※出場なし |
一番、錦織との対戦が見たかったS.チチパスが敗退しました…
(これで錦織選手の優勝のチャンスが一気に広がりました!)
シード選手が決定しました【09.14更新】
エントリー後の欠場決定 ※( )内の数値は9/12日付の世界ランキングとなります。 |
最後に… | 管理人の独りごちょ
(ノークレームでお願いしますww)
データでは負けてないのに…ショックな敗戦でしたが、引きずることなく次へ行こう!【2018.09.23】
錦織選手が残念な結果でフランスをあとにしました。
今季初の優勝とツアーファイナル出場に向けたATPポイント(250P)の獲得…
「ガチに狙っていた」
と思いますが悔しい思いをしました。
不思議なことに錦織選手のスタッツを見ても決して悪い数字ではありませんでした。
このデータで負けるんだぁ… |
「テニスはデータだけではない」
という裏付けのような試合でした。
試合を観ていてもサービスゲームを簡単にキープしていたのは錦織選手のほう。
(ブレークポイントが多かったのも錦織選手)
明らかに錦織選手の方が全体としても押していましたが、
相手のバッヒンガー選手が苦しみながらをキープを続け、ファイナルセットの終盤に入って一気にテニスの質が上がりました。
(後半のサービスゲームはほぼノーミスの内容です!)
サーブがワイド中心だったのがセンターに変え、ストロークに関しても最後のゲームでは一回も打たなかったバックハンドのストレートを初めて打ってコーナーへ見事に入る。
などなど相手の好プレーが印象的な試合でした。
(ちなみに錦織に勝って決勝進出を果たしたバッヒンガー選手でしたが、決勝ではG.シモンに敗れ準優勝でした。 錦織対シモンなら錦織が勝っていたでしょう..)
この敗戦により、ツアーファイナルへの出場が限りなく難しくなりましたが、
可能性のある限り残り試合も頑張って欲しいですね。
(楽天500やマスターズ1000も残ってますし)
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回は10月1日~の楽天オープンを立ち上げたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
ベスト4進出によりいよいよ『初優勝』の可能性が一気に増えまくったぁ!【2018.09.22】
Kei's presser post QF v Basilashvili :
Merci @ericsalliot for making him laugh with your excellent questions ?? pic.twitter.com/Jv1CJ6Gcyf— Erika Tanaka (@ErikaTanaka_) 2018年9月21日
錦織選手がベスト4進出を決めました。
第1セットを見ると「楽勝かな?」などと思いきや
第2セットをおとし
最終セットも先にブレークを許し1-3となる厳しい展開に様変わり…。
しかしここで勝ち切る錦織選手!
「勝負強い錦織圭が戻ってきました」
(できればすんなりと勝って欲しい気持ちもないワケではないのですがw)
先にも触れたようにベスト4まで勝ち上がったシードプレーヤーは錦織選手ただ一人。
大会前のドロー発表時に錦織選手と対戦が予想されていた実力者たちはことごとく敗戦となりました。
(チチパスやガスケ、苦手のペールなど)
今季の初優勝まであと2勝と迫った錦織選手。
可能性的には70%超くらいまで来ているのではないでしょうか?
(あとはクセものG.シモンくらいでしょうか?)
緊急配信が決定しているWOWOWオンデマンドにかじりつきながら
あと2試合全力応援したいと思います。
PS.
東レの女子テニスでは大阪なおみ選手が決勝に進出しましたね!
こりゃ錦織選手と大阪選手で
「日本人プレーヤーのアベック優勝」
ありそうな気配がしてきました。
すげぇぇ!
(東レもWOWOWでしかもTV放送やってんのね…。
めでたく決勝まで行ったし仕事の予定をキャンセルして見るしかないでしょう!!!!!W)
「初出場・初優勝を目指す!」~錦織劇場の幕開け~【2018.09.18】
錦織選手にとっては初出場となる今大会。
例年ですと全米オープンの後は、
錦織選手を含む多くのトップ選手は疲労の回復に充てるためこのモゼール・オープンは出場しないのですが、
今回は思い切ってエントリーをしています。
このモゼール・オープン出場は2つの理由だからと考えられます。
- 今年は優勝した大会が無いのでATP250といえど今季初となるタイトルは取っておきたい。
- ATPツアーファイナル出場に向け、できるだけ大会に出場しポイントを稼ぎたい
いずれにせよ
「怪我の心配もなくフィジカル面も影響なし」
という裏付けですので、今年の後半戦はもちろん
来年以降にも大いに期待をさせてもらいます!。
Interesting spectator at practice here @MoselleOpen @ATPWorldTour https://t.co/Wv9PNgfSoY #waitforit pic.twitter.com/NDJJiQHd27
— Kei Nishikori (@keinishikori) 2018年9月17日
冒頭にも触れたように、錦織選手のこの大会の初戦は2回戦からとなります。
(※1回戦はシードにより不戦勝)
優勝までは計4試合を勝たなくてはいけませんが頑張って欲しいですね!
個人的には第2シードのチチパス(ギリシャ)との決勝が見てみたいですねぇー